気持ちを整理するために有効なのが生前墓

生きているうちにお墓を建てることは、古くから、長寿や、子孫繁栄、家内円満というような良い意味があると言われて縁起が良いものです。そして、少子高齢化の現代、子や孫に余計な負担をかけたくないとの思いから生きているうちに自分自身で永遠の眠りの場所を探して作ることをする方が増えています。自分の遺骨が入る場所ですから、自分の希望の様式、費用、眺望、立地面、管理維持のしやすさなど様々な条件を満たすものをゆっくり探すことが出来るのは大きなメリットです。また石のデザインや種類などもしっかりと納得のいくものに出会えることも可能になります。

そして、一番は残していく遺族は自分の死後、お葬式や遺品整理、法要などで忙しい日々になります。そうした中で負担をかけることなく遺骨を納める場所を作っておくことで金銭的にも負担が軽くなるということが言えます。もう一つ、良い点を挙げるならば、生前墓を建てておくと相続税がかからないことも後の財産贈与の節税対策につながるのです。

自分の思うような永遠の眠りの場所を建てておくことで、心の整理がつき、残された人生を大いに楽しむことができます。終活の一つとしてこれを行う方は増えています。